初詣に行く時に着物をきている時の脇汗対策

年の初め、元旦やお正月の三が日には、家族や友人、恋人同士で初詣に出かける人が多いです。その年の幸せや健康、さらなる飛躍を願い、おみくじを引くのも毎年の恒例行事ではないかと思います。

そんな晴やかな初詣に、昔ながら日本人になじみの深い着物を着用する人もたくさんいます。しかし、脇汗をかいてしまう人にとっては、お手入れのしにくい着物に大量の脇汗がシミになってしまったら・・・。と不安に覚えることもあるかと思います。

そこで今回は、着物ファッションで初詣に出かける予定がある方向けに、とっておきの情報をお教えします。
着物を着ない人にも効果的な対策なので、ぜひお試しください!

 

 

 

なぜ着物を着ていると汗をかくの?

なぜ着物を着用していると脇汗をかいてしまうのでしょうか?原因はいくつか想定されるのですが、まずは初詣客がごった返す人の多さに原因があるかと思います。特に人気の高い神社へ初詣に行くなら、お参りをするにも長蛇の列の中で長時間過ごすことになってしまいます。意外にも人ごみというのは、熱気がこもってしまい、肌で感じる気温よりも若干温度が高くなってしまうこともあります。

着物を着用時、周囲の気温が高くなることで、どうしてもワキ部分のみ汗をかいてしまうことにつながります。

また、着物は、肌着、長襦袢、腰紐、伊達締め、帯締め、着物という何重にも重ね着をする装いですので、洋服を着けている時よりも若干熱がこもりやすいという特徴も、原因の一つではないかと思います。

おすすめの脇汗対策

新年を迎えるに当たっては、身も心も引き締めるためにも、着物をおしゃれに着こなしたいものです。
脇汗に悩む人でも着物で初詣に出かけられる、そんなおすすめの対策法をお教えします。

脇汗用のインナーを使用

最近の脇汗用のインナーは、非常に性能が優れています。ちょっとした汗をかいたワキには、脇汗用のパットがついたインナーで気になる脇汗を吸収させる方法がおすすめす。

脇汗用のインナーにはいくつか種類があります。「汗取りパット付のブラ」は、通常のブラジャーにそのまま汗取りパットが取り付けられているので、着用するのも簡単です。「ダブルメッシュの襦袢」は、通気性に優れているメッシュで作られた襦袢です。通常の襦袢よりも、汗をすぐに乾かしてくれる効果が期待できます。

「汗取りパット付タンクトップ」は、パット付のタンクトップです。これは、汗取りパット付のブラと同じように、着物着用時だけでなく、普段、洋服を着用する時にも活躍してくれるので、便利なアイテムです。

ツボ押しで脇汗予防

衣装として着物を着用している舞妓さんは、なぜか夏場でも汗をかかないと言われています。その理由としては、「ツボ押し」が有名です。実は胸の辺りには、脇汗を抑えてくれるツボがあるようで、着物を着用している時にそのツボを上手に刺激することで、脇汗を抑えることもできるようです。これなら、初詣に出かける際、脇汗による着物のシミを気にせずに済みます。

ツボ押しは、「大包(だいほう)」と呼ばれるワキの下辺りにあるツボを帯で押さえつけるだけです。これなら特別なアイテムも必要ありませんので、手軽にできる方法ではないかと思います。

塩化アルミニウム液で汗を止める

塩化アルミニウム液は、脇汗を止める効果があると言われています。医者の処方で購入することが出来ます。病院へ行くのが面倒だという人は、塩化塩化アルミニウム液が配合されているデオドラント商品を購入するとよいでしょう。

塩化アルミニウム液は、汗そのものに反応し、汗を結晶化させると言われているのですが、初詣で着物を着用する際にも事前に使うことで脇汗を押さえてくれるのではないかと思います。人によってはかぶれを起こしてしまうこともあるようですので、予め肌への試しが必要かと思います。

さらに予防効果を高めるためには

新しい年の幕開け、初詣にぜひ着物で身も心も引き締めたいという方も多いのですが、脇汗に悩む人は、上記に挙げた脇汗対策をぜひ取り入れ、初詣を楽しんでください。

さらに確実に脇汗を徹底ケアするなら、私が愛用しているデトランスαとの併用をおすすめします。
このデトランスαは、ロールオンタイプのデオドラント商品ですので、非常に手軽にワキに塗ることが出来ます。驚くほど脇汗を止める効果のある商品ですので、脇汗用のインナーと併用してもいいですし、着物でツボ押しをする前に使用してもいいかと思います。

今年のお正月は、脇汗に悩まされず初詣へ出かけてみてはいかがでしょうか。