出産を期にワキガになることもある!?

女性にとって出産は人生の大きな転機になります。妊娠中感じるいとおしい赤ちゃんの胎動、これまで感じたことのない体調の変化に伴う苦痛や不安、かわいい我が子との対面を目前に、出産時の痛みへの恐怖、それらをすべて経験して初めて愛する我が子との対面が叶います。

そんな大きな転機を経験する中で、ワキガになってしまうこともあるようです。
なぜ出産を期にワキガになってしまうのでしょうか?原因と対処を探ってみましたので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

妊娠、出産中の体内では

妊娠中の女性の体内では、お腹の中で赤ちゃんを生育するため、様々な変化が起こっています。

まずは流産を防ぐため、プロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が活発になります。それに伴いマタニティーブルーと呼ばれる気分のむら、イライラなどを起こすと考えられます。

このプロゲステロンというホルモンが活発化することで、妊娠初期の頃は何となく風邪をひいたようなだるさを感じる妊婦さんが多いのはこのホルモンが関係しているようです。

突然ワキガになってしまう原因

妊娠や出産を期にワキガになってしまう原因は、いくつかあげられるようですが、要因としては、元々ワキガ体質であるということが大きく関係しているようです。

ワキガの体質の人の場合、ワキガでないよりもアポクリン汗腺の数が多い傾向が強いのですが、たまたま妊娠するまでは気になるほどの症状がないという人もいるようです。

しかし、妊娠をきっかけにホルモンバランスが崩れ、体温も若干高めになることで、アポクリン汗腺が活性化してしまうことが原因としてあげられるのではないかと思います。

また、微熱が続くと言うことは、妊娠前よりも汗の量が増えてきますので、当然脇汗の量も増えてくるのではないでしょうか。

さらに、出産後に母乳を作るために、妊娠中期を過ぎた頃から乳房への血流が多くなることも、ワキガがひどくなるきっかけとなってしまうようです。

血流が多くなることで胸が張り、妊娠前よりも大きくなるため、乳房の近くにあるアポクリン汗腺を刺激することが、活性化の要因となるケースもあるようです。

このように妊娠することで女性の身体に起こる様々な変化が、総括してワキガを引き起こしてしまうという原因ではないでしょうか。

ワキガが治る場合もある

では、妊娠や出産を期にワキガになってしまうと、その後は一生ワキガに悩まされるのでしょうか?

実は人によっては、産後ある程度の期間を経て、妊娠前と同じ生活を送るようになると、治ることもあるようです。
妊娠前にはまったくワキガの症状がない人の場合、アポクリン汗腺の活性化も元に戻りやすいですし、ホルモンバランスの乱れも産後にはきちんと元に戻る可能性が高いからです。

しかし、妊娠前よりも体重増加があった人の場合、妊娠前とは異なったことがある場合には、もしかしたらワキガが治りにくいということもあるかもしれません。

体重が増加することで、皮脂の量も増加してしまいますし、汗をかきやすいという体質の変化も関係してくるかもしれません。

妊娠や出産後にワキガになり、一向に治らないという人は、食生活の変化を含め、体重増加などを疑ってみてください。
元々ワキガに悩まされていない分、治る確率も高いのではないかと思います。

ワキガになった場合には専用アイテムでケアを

ワキガは産まれ持った体質の一つです。妊娠や出産を経験することで、ワキガ臭に悩まされているなら、上記に述べたことが自分に思い当たるかどうか、考えた上で、一時的にでもワキガ臭を予防するため、ぜひ専用アイテムでのケアをしてみてください。

私が使用した中で一番脇汗を止める効果の高いアイテムですので、ワキガのニオイに悩む回数も減るのではないかと思います。

それは、「デトランスα」というデンマークで開発されたデオドラント商品です。興味のある人は、ぜひ一度使ってみてください。