脇汗の原因とは?気になる脇汗を止める7つの対策法
何故か分からないけど、脇汗がたくさん出てしまう。
こんな悩みを抱えていませんか?
暑い訳でもないのに、何故か脇は汗でビショビショ。
そんな悩みを抱えている人、実はたくさんいるんです。
脇の汗染みが気になるし、もしかしたら臭ってるかも...と不安になりますよね。
この記事では、脇汗の悩みを改善する方法と脇汗が出る原因について解説しています。 具体的には、以下の方法で脇汗を治すことが可能です。
上記の方法で脇汗を止めることが可能です。 以下で詳しく解説していきますので、参考にしてくださいね。
脇汗の原因は3つ!
引用:脇汗の原因リストから、自分がひどい多汗症なのかどうか把握しよう
まず、脇汗が出てしまう理由ですが、そもそも人間の体は汗を出すことで体温の調整をしています。
人間の汗は「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2つの汗腺から排出されます。 エクリン汗腺から出る汗は、サラリとした水のようなもので無臭です。
人間の汗が全て臭い訳ではなく、汗は本来無臭であると言われています。
しかし、アポクリン汗腺から出る汗はタンパク質やアンモニアを多く含み、これらの成分が皮膚にいる菌に分解され臭いの原因になります。
このアポクリン汗腺は脇や乳首、デリケートゾーンに密集していて、数の多さは遺伝することが多いと言われています。
臭いの原因になる汗を出すアポクリン汗腺が多い人はいわゆる「ワキガ」と言われています。
ワキガと多汗はそもそもの原因が異なるので「もしかしてワキガかも?」と不安に思う方は、脇汗を止めても臭いの悩みが解消できない可能性があり別の対策が必要になります。
自分がワキガかもしれないと不安に思う方は、セルフチェックをしてみましょう。
さて、本題の脇汗が出てしまう主な原因ですが、具体的には下記の3つになります。
- プレッシャーやストレスなどの精神的な原因
- 生活習慣が原因になっている
- 遺伝などの体質による原因
まずは、脇汗の3つの原因についてそれぞれ詳しく解説していきます。
脇汗の原因① 緊張や不安、ストレスなどの精神的な原因
「冷や汗をかく」「手に汗を握る」とよく言いますが、緊張して汗をかくのは多くの人に共通したことです。
「人前に出た時」「怒られた時」など、不安や緊張を感じたタイミングに滝のような汗をかいた経験がある方もいるはずです。
緊張を感じることで交感神経が刺激され、汗が出ると言われていて強い緊張やストレスを感じるほど大量の汗をかくそうです。
こういった精神的なきっかけで出る汗は、体温調整のために出ている汗ではないので暑くても寒くても汗ダラダラになってしまうので厄介です。
発汗を気にするあまり多くの汗をかいてしまい、汗をかいていることにストレスを感じ更に汗が出るという悪循環に陥ることも...
精神的な原因で脇汗をかいてしまう場合、汗をかいていることを気にしすぎないことが大切です。
また、脇汗を止めるグッズなどを使って汗が気にならないようにするのもオススメです。
脇汗の原因② 食生活や睡眠不足などの生活習慣
香辛料が多く使われている食事は交感神経を刺激し、これによって汗腺が開き脇汗が出やすくなります。
汗腺が一度開くと、汗が出やすくなる原因になってしまいます。
睡眠不足など、生活リズムが乱れることで自律神経が乱れると汗がコントロールできなくなり、脇汗が出やすくなります。
睡眠不足は上にも記載したストレスの原因にもなるので、軽めの運動や入浴などでリラックスしてから布団に入るなど、質の高い睡眠を取れるよう対策することが大切です。
脇汗の原因③ 遺伝や体質などの生まれつきによるもの
生まれつき汗腺の数が多い・代謝が高いなど、この場合、体質によって人より大量の汗をかいてしまいます。
汗をかきすぎて生活に支障が出ている場合には、一度専門家に相談してみるのも良いでしょう。
汗を出す命令を出す交感神経に繋がる発汗中枢に何らかの問題があると「多汗症」の疑いがあると言われています。
汗と遺伝の関係はまだ詳しく解明されていませんが、上記の通りワキガの原因になるアポクリン汗腺の数は遺伝するので、両親のどちらかがワキガである場合50%の確率でワキガになるとも言われています。
脇汗を止める7つの対策法
脇汗が出てしまう原因についてわかっていただけたでしょうか?
原因がわかってしまえば、それに対して適切な処置をするだけで気になる脇汗を止められるはずです。 では、実際に脇汗を止める対策法は以下の7つ。
家でできる簡単な方法から、ちょっとハードルの高いものまで解説していきます。 自分にあった方法で脇汗対策をしてみてください。
制汗剤で止める
汗を止める方法としては、一番ポピュラーな方法です。
- クリームタイプ
- ロールオンタイプ
- スティックタイプ
- スプレータイプ
4タイプが主流ですね。 中でも、クリームタイプは肌に密着し殺菌と制汗をしてくれるので汗と臭いが気になる方にオススメで、ロールオンタイプは手軽で制汗力が高いのでとにかく汗を止めたいという方にオススメです。
場面や用途、体質に応じて自分に合ったアイテムを探してみてください。
汗脇パットや汗取りインナーを使う
グレーなどの汗が目立つ色のカットソーや袖がピタッと体に合った服を着る時には、脇の汗染みが気になりますよね。
そこで、おすすめなのは汗脇パットや汗取りインナーです。
パットの場合、衣類に響いて使っているのがバレてしまう可能性もあるので、服との相性などを考えて汗取りインナーや脇汗パッドを使い分けることができるのもメリットです。
肌に直接貼るタイプの脇汗パットであれば衣類には響きにくいですが、かぶれなどの原
因になる可能性もあります。
安価に手に入るものが多いので、服装や体質に合わせてベストなアイテムを探すと良いでしょう。
病院での手術や治療
脇汗の原因である汗腺を切開し取り除く、または破壊する方法です。
手術の方法自体はいくつかありますが、臭いや汗の量を計りどういった手術法を選ぶか医師と相談し適切な処置を施すようにしましょう。
基本的には保険適用外で、高額(20~40万)な費用がかかるため評判などをよく調べ、比較検討をしましょう。
症状によっては、保険適用になることもあるため、複数の病院やクリニックなどに相談し自分の脇汗の原因を明らかにしてから、適切な治療法が改善への近道です。
ボトックス注射する
最近、注目されているボトックス注射。
ボトックスは注射した箇所に脳からの汗を出せという司令をストップさせることができるタンパク質の一種です。
手術と異なり、切開の必要がないため傷跡が残らない点と施術の時間が10分程度と短い点がメリットです。
効果が3~6ヶ月程度で切れてしまう点と費用が2~3万程度と少し高い点がデメリットではありますが、「夏の時期だけ汗を抑えたい」「手術に時間をかけたくない」と考えている人にはオススメです。
アロマや音楽などで緊張をほぐす
緊張やストレスが原因となっている方は、アロマなどでリラックスできる時間を増やしてあげると良いでしょう。
入浴や軽いヨガなどでリラックスすることで、ストレスを軽減できるので自律神経が整い脇汗を止めることができます。
外出中や仕事中などに、緊張を感じてしまった場合にはリラックスできる音楽などを聴いてリフレッシュするのもオススメです。
自分がもっともリラックスできる方法を見つけるとここぞのタイミングで役に立つでしょう。
心療内科で心理的に治療する
極度な緊張でダラダラ汗をかいてしまう人やストレスに過敏な人や加齢による更年期障害などが原因なっている場合、心療内科でカウンセリングを受けるのも脇汗改善の近道になるでしょう。
自律神経やホルモンの働きを整えることで、改善される場合も多くあります。
日々のストレスや緊張が過度にかかっていると感じる方や汗以外にも体に不調を感じている場合には精神安定剤や抗不安剤などを使うことも珍しくありません。
心を穏やかにすることで、脇汗に関わらず体や心の悩みが解決することもあります。 日頃から、精神的なストレスを感じると汗が出てしまうという自覚がある方は、一度専門家に相談するのも良いでしょう。
脇汗に効くツボを押す
汗を抑えると言われているツボを覚えておくと、ちょっとした空き時間にツボを押して汗を抑えられるかもしれません。
- 後谿(こけい)
- 陰郄(いんげき)
- 合谷(ごうこく)
の3か所が、汗を止めるツボであると言われています。
■後谿(こうけい) 手を握った時に飛び出る、小指の付け根あたりの部分のツボです。 多汗に効果があり、肩こりや頭痛にも効果があると言われています。
■陰郄(いんげき) 手のひらを顔に向け、小指側から的美の付け根から肘の方向に約1.5cmのところにあります。 身体の余分な熱を取るツボと言われています。
■合谷(ごうこく) 人差指と、親指が交わるくぼみの部分。 押すと気持ちが落ち着いたり、自立神経が整うと言われている万能のツボです。
ツボ押しは医学的に効果があるかは解明されていません。
しかし「脇汗が止まった!」という声も少なからず存在しているので、試す価値はあるでしょう。
何より無料でできる上に、今この瞬間から実践できるので効果があるかまずは自分のツボを押してみてはいかがでしょうか?
まとめ
脇汗の原因対策はわかっていただけたでしょうか? 改めておさらいしておきましょう。 脇汗の3つの原因
- 食生活や睡眠不足などの生活習慣
- 遺伝や体質などの生まれつきによるもの
- 遺伝や体質などの生まれつきによるもの
脇汗の7つの対策方法
脇汗の悩みから解消されるためにも、原因を頭に入れた上で適切な対処をすることで悩みが解決するはずです! ぜひ紹介した、対策法を試してみてくださいね。