運転中の手汗を止めるには?

脇汗体質の人は、日常あらゆる場面で脇汗に悩まされることになります。

基本的には人との距離も若干長めに取る癖がついているということもあるでしょう。脇汗の原因は、一人一人異なってくるのですが、人前で緊張した時、焦りを感じた時などに大量の汗が出ることが悩みですので、根本的な解決を図るにも難しい所です。

日常的に自動車を運転する人の場合、そんな脇汗体質がちょっとした事故に繋がる危険もあることをご存知でしょうか?

運転中に予測されるトラブルを回避する画期的な方法をご紹介します。

 

 

手汗がつらい・・こんな症状ありませんか?

手汗は、大量に出れば出るほど日々の生活に何らかの影響を与えてしまいます。

例えば字を書くとき、すぐに文字がにじんでしまう。少し時間をかけていると紙に手汗がついてしまい紙がヨレヨレになってしまう。そんな症状に悩まされている人は、意外と多いです。

また、いつでもどこでも愛用してしまうスマホを操作するときにも、手汗が出れば出るほど画面に手汗が付着してしまい、こまめにスマホをふき取らなければいけない。

これはものすごく面倒です。そのため、人によっては画面操作ができるタッチペンを常にスマホとセットで持ち歩いているかと思います。

これらの手汗による面倒な状況は、どうすれば改善できるのでしょうか?

手汗の原因

手汗の量が通常の人よりも多い場合は、局所多汗症が関係していることが予測できます。

局所多汗症とは、全身にある汗腺が体の一部分のみに多数存在しているという特殊な体質を表しています。

そのため、同じ局所多汗症体質の人でも、脇汗の量がとても多いという悩みがあれば、足の裏の汗が多くニオイがひどいという人もいます。

その他の部位としては、背中、頭部、顔など、「体の一部分のみ」に大量の汗がでてしまいます。

手のひらの汗に悩まされている人は、この局所多汗症の症状が手のひらに出ていることが予測されます。

局所多汗症の原因は精神的な要素が大きく関係してきますので、手汗を気にすればするほど、かえって汗が出るという悪循環を断ち切らなければいけません。

手汗が気になっても集中を切らしてはいけない

時速60キロから80キロまでの早さを瞬時にして可能にしてしまうのが、自動車です。これはメリットでもありますし、デメリットともなります。

メリットとして捉えるなら、長距離を短時間で走行することができる点です。仕事やプライベートで遠方に行く際には、自動車のこのメリットが役立ってくれます。

逆にデメリットとなるのが、運転中のちょっとした気の緩みによる交通事故です。自動車による交通事故は、命を落としてしまうこともありますので、運転中は集中力を持続させることが大切です。

運転中の集中力低下の意外な原因!

自動車を運転中に意外にも集中力低下をさせてしまうのが、脇汗ではなく手のひらの汗です。

元々汗かき体質の人の場合、運転中の緊張から手のひらに汗をかいてしまい、ハンドル操作がしづらくなってしまうこともあります。

少し大げさに感じるかもしれませんが、実際に運転中、手のひらの汗が大量に出すぎたために、急なハンドル操作が思い通りにできないことで、交通事故を起こしかける可能性もゼロではありません。
運転席で座っているだけでは想像できない早さで自動車は走行しています。

特に高速道路を走行中には、0.1秒の気の緩みが大事故に繋がることもありますので、集中力低下の原因を徹底排除することが必要になります。

脇汗を頻繁にかいてしまうという人は、もしもの際の対策として、運転中、手のひらの汗を予防する工夫も必要になるでしょう。では具体的にどのような対策があるのでしょうか?

手のひらの汗を予防するなら

手のひらは、大量に汗をかくことで、意外にも様々な場面でトラブルを引き起こしてしまいます。運転中だけでなく、事務作業をする際大切な書類が湿ってしまい文字がにじむこともあります。また、好きな人と手を繋ぐ時にも相手に不快な思いをさせてしまうこともあるでしょう。

そんな手のひらの汗を予防するなら、腹式呼吸を意識し、緊張をほぐす方法が有効であると言われています。

運転中には、集中力を高める意味でも緊張してしまう人も多いかと思います。緊張した状態が長く続くことで手のひらの汗も比例して多くなる場合は、ゆったりと腹式呼吸をすることで、リラックスでき、緊張をほぐすことができるかと思います。

また、半側発汗の作用で手のひらの汗を予防することもできるようです。これは脇汗に悩む人にも効果が期待できるのですが、胸から約5センチ上部分を強くしばることで、上半身の汗を減らせる効果が期待できるようです。運転中にヒモは使えませんので、信号待ちなどで強く腕組みをしてみてもいいかと思います。

手汗を抑えるツボをおすのもオススメです

まずは手汗が出るのを抑制してくれるツボ押しを習得してください。

両手の親指と人差し指の付け根にある「合谷(ごうこく)」は、手汗を抑制する効果が期待できるツボとしても有名です。

さらに手のひらにある「労宮(ろうきゅう)」も、手汗を抑制する効果が期待できるツボです。労宮の場所は、手を「グー」にした時中指が当たる部分(手のひらの真ん中部分)です。

手汗を抑えたいなら、一日を通しこまめにこの2つのツボを軽く押すことでことを忘れないでください。

さらに局所多汗症は、精神的な要因と大きく関係してきますので、日頃からストレスをためこみすぎないためにも、定期的なストレス発散を楽しんでください。

局所多汗症の場合人前で緊張しただけでも手汗や脇汗が出てしまうこともありますので、あがり症について研究してみるものおすすめです。

そして、毎日のバスタイムでは、汗腺トレーニングを実践することで、少しずつ手汗の量に変化が表れてきますので、ぜひできることから始めて欲しいと思います。