ボトックス注射は多汗症に効果ある?|気になる注意点も解説

脇汗をかかない!それは、天国のような毎日です。これまでにも脇汗に悩んできた人の場合、通勤時、お昼休憩のランチタイムなど、ちょっと外を歩いただけでもワキに大量の汗をかいてしまい、衣類の汗ジミやニオイが気になるのが日常です。

汗ワキパットを使い大量の汗をケアするにしても、毎日替えのパットを数枚持ち運ぶ必要もありますし、使用済みのパットをいかに臭わせずに持ち帰れるかという手間もでてきます。

 

 

 

医学の力で脇汗を治す

そんな大量の脇汗に悩まむ人は、一度医学の力に頼ってみてもいいかと思います。

医学の力と言っても、手術をするのは勇気がいるものです。皮膚の薄いワキを切り裂き、ニオイの原因でもあるアポクリン汗腺を一つ一つ取り除くとなると、手術時間もかかってしまいますし、術後の体調なども気になってしまいます。

しかし、ボトックス注射ならその点手術をするよりも手軽です。詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

ボトックス注射とは?

通常ボトックス注射は、顔面やまぶたに使用することで、けいれん、しわやたるみを軽減できるため、アンチエイジングに関心のある世代に人気の高い美容医療です。

注射で使用する成分は、ボツリヌス菌の毒から毒性のみを排除したものですので、安全に使用することができます。このボツリヌス菌の毒には、筋肉の収縮を命ずる神経伝達物質に働きかける作用があることが分かっています。

顔面やまぶたのけいれんは、筋肉が関係していることから、ボトックス注射が効果を発揮できるようです。

なぜ多汗症に効果的なのか?

顔やまぶたではなく、ワキに直接針を刺すボトックス注射は、なぜ多汗症治療に使われるのでしょうか?

多汗症の原因の一つに、精神的なものが挙げられます。人前に出て緊張した時、好きな人を目の前にした時、仕事でミスをしてしまった時など、精神的にダメージのある時にワキに大量の汗をかいてしまうことがあります。

さらに一度脇汗をかくことで、周囲の目を気にするあまり、さらに汗が大量に出てしまうことがあります。

ボトックス注射には、アポクリン腺から出る汗のニオイを押さえ、ワキ周辺を乾燥した状態にする効果を期待できますので、気になる症状緩和に役立ってくれるようです。

ボトックス注射を受ける際の注意点

ボトックス注射を受けることで毎日こまめな脇汗のケアが軽減されると言われています。しかし、成分に含まれるボツリヌス菌は、時間の経過と共に、吸収され体外に排出されてしまうため、永久的な効果を期待することができません。

個々人により持続期間が異なってくるのですが、一般的には半年間しか効果が持続しないと言われています。

また、現時点では保険適応が認められていません。一部例外として、「重度の原発腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」であるとの診断があれば、保険を適応しての利用も可能ですが、それ以外の人は、全額分の費用(約5万円から10万円)がかかってしまいます。

また、成分の濃度と量が非常に重要で、高すぎる濃度、逆に量が不足した場合、副作用が起こる場合もありますし、全然効果が実感できないというケースもあります。

ボトックス注射を受ける際には、費用も含め、医者の対応なども確認しながら慎重にクリニックを見極めることが重要となります。

ボトックスとの併用がおすすめのデオドラント

ボトックス注射を受けた後、劇的な効果を実感したことでしょう。しかし上記で説明した通り、その効果はもっても半年です。

半年も経てば、除々に脇汗をかきにくい状態から、元に戻ってしまいます。その間にぜひ利用して欲しいデオドラント商品を紹介します。

これまで数多くの脇汗ケア商品を探し続けた私が効果を実感できた優れものです。その名も「デトランスα」です。

これは、日本国内にて多くの愛用者がいることで知られるデオドラント商品です。コンパクトなサイズのロールオンタイプとなっていますので、自宅でも、外出先でも手軽に利用できます。ぜひお試しください。